お客さまも答えが見えない中で、自ら仕掛けて新たな研究開発テーマを実装すると同時に、その方法論を組織に実装した。
目次
企業概要
業種 | 自動車部品メーカー |
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連結売上規模 | 数兆円 |
ご要望
- これまでの研究開発テーマは、お客さまの要望に基づいたものが中心であったが、ここ数年間議論をする中で、お客さまもどのようなテーマを実施すべきかの答えを持っていないことが分かった
- 背景としては、車が電動化・IoT化・知能化をしていく中で、モビリティーとインフラの連携というこれまでにないキーワードが出ていることが挙げられる
- そのよう中、着地の難易度が難しいバックキャストのアプローチでいかにして研究開発テーマを立案するのか支援してほしい
進め方
STEP
社会課題と未来像の把握
- 社会課題
- 2040世界観
- 足元の予兆・ビジョン
STEP
ありたい姿の検討
- ありたいモビリティー
- ありたい機能
- 想定されるビジネスの形
STEP
具体的な落とし込み
- ありたいアーキテクチャ
- ありたい要件・仕様
- ありたい部品・素材
成果
大枠の研究開発テーマだけでなく、実現するために必要な部材テーマまで導出することができた。
- 実際にどのようなビジネスモデルが創出されるかという観点で掘り下げることで、バックキャストアプローチが抱える現実界との未接合という問題を解決し、具体的テーマに着地させた
- また、方法論を事務局側に実装し、再現性を持った取り組みに展開することが可能となった